KingGnu「ロウラヴ」のタイトルの意味や解釈は?バンド名が違う理由はなぜ?
KingGnuの隠れた名曲?である『ロウラヴ』(ロウラブではなくロウラヴですよ。笑)
は、キングヌーの数ある曲の中でも再生回数が低いです。
ですがよく聞くとメロディーラインが絶妙に心地よく、聞けば聞くほどドップリはまっていく沼曲なんですよね。
まだKingGnuとしてブレイクする前に作られた曲なのですが、当時から耳の肥えた音楽玄人に定評のある曲として知られていました。
今回はそんなロウラヴのタイトルの意味や解釈について、そしてなぜミュージックビデオでは『KingGnu』として名前が残っていないのかについても解説していきます。
Srv.Vinci「ロウラヴ」MV
KingGnu「ロウラヴ」のタイトルの意味や解釈
ロウラヴの意味はネット上に解説されてあるサイトはありませんでした!
なのでここからは考察となります。
ロウは「Low」
ラヴは「Love」
これをつなげると『Low Love』となるのですが、これは英単語として存在しないんですよね。
無理やり解釈すると『低い愛』という意味になると思うのですが、いまいち意味がつかめませんね。
「あまり愛されていない」
ということですかね?笑
しかも、ロウラヴの歌詞もかなり抽象的です!笑
ストーリー性も皆無でメッセージ性も解釈しずらい部分が多いです。
ですがその中で共通しているところがあります。
それは「不穏さ」「ネガティブ」という部分ですかね。
これは歌とMVをセットで聴いていれば分かります。
なので言ってしまえば、そもそも意味やメッセージなんてなくて、
その抽象性の高い表現の中でいかに不気味さを醸し出せるか
ということに焦点を置いたのではないかと無理やり考察してみましたww
とにかく、闇が深いイメージのある曲なのでもう一度みなさん聴いてみてはいかがでしょうか。
まあキングヌーは今でもこういう鬱ソングが多いですからね。
僕はどちらかといえば歌詞よりメロディーラインにハマっているので、キングヌーはもしかたらそれが狙いなのかも?笑
あえて歌詞を曖昧にすることによってバックミュージックを目立たせる感じ。
KingGnu「ロウラヴ」ではバンド名が違う理由はなぜ
まず上記に埋め込んだ動画ですが、タイトルがSrv.Vinciと表記されていますよね。
これはKingGnuに改名する前のバンド名だったんですよ。
KingGnuに改名したのは2017年からであり、Srv.Vinciとして活動していた期間は2015~2017年の2年間だったんだそうです。
ではなぜKingGnuに改名されたかというと、以下に常田大希さんのインタビューを見せます。
ずっと名前は変えようと思っていたんです。それで、(自身を中心とした固定メンバーのいないSrv.Vinciに)メンバーが入りだし、固定されてきた時点でいいきっかけかなと。で、『Tokyo Rendez-Vous』という曲(1stアルバムリード曲)ができて方向性が決まって、よしこれは変えよう!って…
Srv.Vinci時代は常田さんが固定メンバーとして活動していたのですが、4人としてバンドがしっかりと結成された時点で改めてバンド名を変更しようという流れになったそうですね!
おそらく一般的に覚えやすいような名前にした方が良いという理由なのではないでしょうか。
『サーヴァヴィンチ』
より、
『キングヌー 』
の方が語呂が良いですし、英語としても読みやすいです。
まあキングヌー でも『Gnu』を『ヌー』と読むのもあまり知られてはいないとは思いますがw
そしてロウラヴが公開されたのは2015年12月25日なんですよ。
その時代はSrv.Vinciとしての曲だったので動画のタイトルは「Srv.Vinci – ロウラヴ」となっているんです。
しかし、インディーズ時代の曲でこれほどのクオリティーがあったなんて凄いですよね。
彼らのポテンシャルがまだ世間に認知されていない時代にこんな名曲を作ってしまったので、知る人ぞ知る名曲となっているのでしょう。
まとめ
- ロウラヴのタイトルの意味は曖昧だが、『あまり愛されていない』と筆者は解釈した
- ロウラヴは改名前のSrv.Vinci時代に作られた曲だからKingGnuじゃない
最後までよ読んでいただきありがとうございました!