【椎名林檎】鳥と蛇と豚のタイトルの意味や歌詞の解釈は?念仏の理由はなぜ?
天才アーティストの椎名林檎さんがまた斬新極まりない新曲を出しました。
MVでは序盤に和尚さんが念仏を唱えていたり、よくわからない獣の格好をした女が踊っていたりと異空間っぽさが凄いですね。
今回はそんな椎名さんの新曲である『鳥と蛇と豚』のタイトルの意味や、なぜ念仏を唱えているのかについて触れていきます。
椎名林檎/鶏と蛇と豚MV
【椎名林檎】鳥と蛇と豚のタイトルの意味や歌詞の解釈は
「鶏と蛇と豚」は椎名がリリースするニューアルバム「三毒史」のオープニングを飾る楽曲と説明されています。
なので『鶏・蛇・豚』は三毒であると表現して良いでしょう。
では三毒とはどういった意味があるのでしょうか。
調べてみたところ三毒について以下のように書かれていました。
三毒(さんどく、梵: triviṣa, トリヴィシャ)とは、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩、すなわち貪・瞋・癡(とん・しん・ち)を指し、煩悩を毒に例えたものである。 三毒は人間の諸悪・苦しみの根源とされている。
三毒=3つの煩悩(むさぼり いかり おろかさ)
- 鶏は貪(むさぼり)
- 蛇は瞋(怒り)
- 豚は癡(愚かさ)
という事ですね!
さきほどの三毒をイラストにしてみました。
欲しい欲しいもっと欲しい!(貪りの心)→うおーなぜ手に入らないンだー!!(勝手な怒りの心)→いや、絶対手に入るはず…(真理を見失う)→ループ…苦しみはこうして生まれるのですねぇ。#三毒 #煩悩まみれ #課金地獄 pic.twitter.com/Q3zHgue9ZE— フェリシモおてらぶ (@foterabu) 2019年5月22日
もしかしてこれ、どなたかフォロワーさんが以前upされてた三毒の絵と同じではないですか⁈ スゴイ!
(可愛いと思って保存してましたスミマセン💧) pic.twitter.com/d7sAMlvmmd— ちちんぷよぷよ🍎 (@QVE5Qt0cRWP5tWP) 2019年5月21日
PVでも実際の三毒の絵がありますね!!!
そしてこのタイトルを英語で訳すと
- “Gate of Living”
これを和訳すると・・・
- ”あの世の門”
となります!!
なのでもしかしたら本当の意味はこれなのかもしれません!!
【椎名林檎】鳥と蛇と豚の念仏の理由はなぜ
序盤に念仏の声が聞こえるのは、
先ほど説明したように曲のテーマが仏教に関係しているからでしょう。
MVでも仏教において克服すべき煩悩を意味する“むさぼり”“いかり”“おろかさ”の三毒を表現しており、坊さんが最初に念仏を唱えていましたが見事に破壊されました。
それほど煩悩というのは強いエネルギーでできているという事なのでしょうか・・・?
しかも念仏からの英詞という、 交わるはずの無い概念を見事にミックスしましたね。
それでも形になってしまう椎名さんの表現力。
感服です。
まとめ
- 椎名林檎の『鶏と蛇と豚』の意味は三毒(三つの煩悩)を表している
- あの世の門という解釈もできる
- 念仏を唱えている理由は三毒という概念が仏教から作られたものだから
最後まで読んでいただきありがとうございました!
>>【椎名林檎】鶏と蛇と豚を英語で歌う理由はなぜ?日本語バージョンは出ない?