『ウォーキング・デッド』は海外ドラマで一番の人気を誇っているゾンビ系のホラー・サスペンスドラマです。
原作の漫画をドラマ化しているのですが、長編ということもあり展開が重なって飽きが来てしまうという声も多いですが、序盤からのスピード感のある流れに釘付けになってしまいます。
また、ヒューマンドラマの最高峰である『ショーシャンクの空に』の監督を務めた”フランクダラボン”が総監督として指揮をとっている事でも有名ですね。
なのでパニック感がある中でも人間味の溢れるシーンや、現実的で残酷な展開にも目が離せないシーンが盛り沢山です。
そんなウォーキングデッドに登場する”総督”はウッドベリーという町を作っていましたね。
総督の目的は一体なんなのか、そしてその後の結末はどうなったのかについて触れていきます。
総督:フィリップ・ブレークのプロフィール
「ウォーキング・デッド」に登場する眼帯の独裁者ことガバナー総督。いよいよ本格始動。主人公たちが味わう極限状態に、いい意味でこっちまでストレスが溜まってくる(笑) pic.twitter.com/r3SrheZ9au
— とんこつ ロマノフ たろう (@tonkotsu_0707) 2013年11月23日
フィリップ・ブレークは、『ウッドベリー』と呼ばれる壁に囲まれた街を作り上げたリーダーです。
戦闘員や住民からは”総督”と呼ばれ慕われていました。
戦闘能力においてはウォーキングデッドシリーズでもトップクラスであり、ウォーカーや銃撃戦では呼吸するように簡単に殺していきます。
あの協調性のないメルルを部下にしていたのですが、メルルが裏切った際には容赦無く撃ち殺しました。
仲間のメンバーにも”冷徹な男”として警戒されているほどの極悪非道なキャラクターです。
【ウォーキングデッド】総督の目的
総督は「ウッドベリー」という”壁に囲まれた町”のリーダーという位置付けでした。
町民や狩猟チームには安心感を与えるような優しげな雰囲気を出しており、信頼もありました。
ですが彼しか知らない隠された部屋というものがあります。
そこには
- ホルマリン漬けにされたウォーカーの首が数個
- 他にはウォーカーになった実の娘が監禁されています。
ウォーカーの首漬けの前には椅子が置かれており、ウォーカーに対する恐怖心を抑えるために日課として見たりするようです。
そして、ウォーカーになった愛娘に噛まれないように顔面に巻物をして、行動範囲を狭めるように鎖をつけ、安全を確保した上で娘を愛でたりします。
悲しみや恐怖心を抑えるためにそのような部屋が存在しています。
また、総督は変な娯楽を発案しており、
ウォーカー数体を鎖で繋ぎ、そこに人間二人を囲んだ状態での拳闘
を見せ物として町民にプロレス感覚で見せたりします。
結構ネジが外れているような考えですが、町民も町民で一緒に盛り上がってるんですよねw
もう洗脳されてしまってるんですよね。
そんな毎日を送りながら狩りに出て食料を調達し、仲間を増やしていこうという感覚だと思います。
こう考えると、総督の目的は
”壁に囲まれた安全なウッドベリーで町民と暮らし、
バレずにウォーカーになった娘を愛し続け、
仲間を増やして強い組織にして世界を支配したい”
と言えると思います。
決して”平和に”やっていくという方針は見受けられませんでした。
なぜなら、自分にとって都合の悪い相手がいたり邪魔者がいると即座に殺すからです。
また、拷問部屋なども作ったりして復讐心が凄いです。
サイコパスなんです。
なので最終的には、
誰でも自分に服従して、やりたい放題できる暮らし
を目論んでいたのではないでしょうか?(あくまで考察です)
【ウォーキングデッド】総督の最後(その後)どうなったか
総督はシーズン4にて最期を迎えました。
では総督が死ぬまでの流れを説明します。
↓
リックらがウッドベリーに拉致されていたマギーとグレンを助け出し、その後ダリルとメルルが例の拳闘をさせられていたところを襲撃。
そこで銃撃戦が繰り広げられてウッドベリーの建物などが壊れました。
その後、
総督はリック達の刑務所に復讐という形で襲撃をしましたが失敗に終わりました。
その鬱憤晴らしに町民を撃ちまくった結果信頼が失われ、
ぶっ壊れたウッドベリーにも住めなくなって路頭に迷った総督は、リリー達の住む屋敷にたどり着きました。
そこでの総督はもう以前の総督とは思えないほどの変わりっぷりで、リリーがおもてなしをしても消極的で本当に弱々しかったです。
でもリリーの娘に気に入られたことで少しずつ心を開き、仲良くなります。
以前総督にも娘がいたこともあって、リリーの娘を本当に可愛がっており、ウォーカーに追われた時は自らの身を危険に晒してでも守り抜きました。
ゾンビから逃れながらたどり着いたキャンプにはすでにグループができており、仲間に入ることができました。
そこでの暮らしの中で「刑務所に再び襲撃をする作戦」を考えます。
そして個人的に刑務所に近づいた際にミショーンとハーシェルを捕まえ、一旦捕虜にします。
そしてリーダーっぽくそのグループの人々に
”刑務所が安全だから乗っ取ってそこに住もう”
と言い、乗っ取りを決行します。
そしてまたリックの拠点地となる刑務所に行き、ハーシェルとミショーンを人質に取って刑務所を渡すように交渉をします。
ですが、
リックは共存する道を提案し、いい感じのセリフで説得をしますが、
それに痺れを切らして、総督はハーシェルの首を刀で切りました。
そこからリック達との銃撃戦が始ります。
最終的には銃撃戦の中でリックと殴り合いになりましたが、後ろからミショーンに胸を刺されて瀕死状態になり、トドメはいい感じな関係になっていたリリーに頭を打たれて死にました。
(リリーがトドメを刺した理由は、ウォーカーに噛まれた娘を総督に殺されたから)
最終的にはリリーのトドメによって殺害は出来ましたが、あまりスカッとする終わり方では無かったですね・・・
終わりに
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