我愛羅が初期に無表情だった理由は?ナルトとは仲良しで友情はある?
『NARUTO-ナルト-疾風伝』の登場人物の一人である我愛羅。
常にクールな雰囲気を漂わせておりとっても不気味ですよね。
話が進むにつれてナルトと関わりを持つようになり人間らしくなっていくのですが、初期の頃はなぜあんなに無表情だったのでしょうか。
今回はその件について深掘りしていこうと思います。
我愛羅のプロフィール
急に思い立って我愛羅みたいになろうとして目の周り黒く塗ってたら鏡で自分の顔を長時間見てたせいで頭おかしくなりそうだったのでやめた pic.twitter.com/lcb0taC3la
— ハク 女の子ファイター (@sutesutehage) 2019年2月27日
我愛羅は1月19日生まれのやぎ座で、血液型はAB型。
砂隠れの里出身で四代目風影の息子。
赤髪で額には「愛」の文字があり、不思議な雰囲気を醸し出しており、背負ったひょうたんにある砂を自在に操って戦います。
我愛羅が初期に無表情だった理由は?
まず我愛羅の特徴として、「無表情・無感情・冷徹・残忍」といった要素があげられます。
ではなぜ我愛羅はそのようなキャラクターなのでしょうか?
それは我愛羅の過去が影響しているからです。
我愛羅は里を守るために、一尾を封印された人柱力として生活をしていた。
しかし一尾を制御するほどの能力を持っていなかったため、常に暴走しがちで里の人々から非常に恐れられる存在となった。
実父である四代目風影も、そんな息子を恐れて何度も暗殺しようとした。
我愛羅の母親は、彼を出産したときに命を落としており、それもまた我愛羅を苦しめる要因の一つであった。
唯一心を許していたのが、母親の弟にあたる「夜叉丸」であり、周囲に対しては心を閉ざしていたものの、夜叉丸と会話する時だけは年相応の無邪気さを示していた。
ところが、夜叉丸は姉を失ったのが我愛羅のせいだと考え、表では慈しみながらも裏では恨んでいる難しい立場に。
そんなとき、刺客が我愛羅を窮地に追い込みますが返り討ちにあわせたとき、刺客の一人が夜叉丸であると判明。
唯一信頼していた夜叉丸すら裏切ったことに深く絶望し、人間を信じるのは愚かなことだと認識し誰にも心を開かない人物となる。
このように、もともと辛い思いをたくさんしてきたので、周囲に対して心を閉ざしていました。
唯一信頼できる「夜叉丸」に対しては感情を出して接していたのですが、その夜叉丸に暗殺されそうになったことで人間不信となりました。
なので彼は無表情、無感情としてのキャラクターが描かれているのです。
ナルトとは仲良しで友情はある?
我愛羅は当初、誰にも心を開いていなかったのでもちろんナルトの仲間でもありませんでした。
そしてナルトは我愛羅のことを危険人物と聞かされており、かなり警戒していました。
そして中忍試験でナルトと我愛羅が出会い戦うことになります。
心を閉ざしていた我愛羅ですが、ナルトと関わる中で少しずつ人間らしさというものを取り戻していきます。
ナルトも母親の顔を知りませんし、同じ九尾であり辛い過去も持っています。
なのでナルトと共感し合えた部分があり、そして過去に囚われず前を向いて生きるその姿に刺激を受けたのでしょう。
その無表情の操り人形状態がなくなり、ありのままの自分を出すようになりました。
以前は利己主義であった我愛羅も、自己犠牲の気持ちを持つくらいの愛情深い人間になりました。
なので物語の前半ではお互いほぼ敵同士と言っていいくらいの状態でしたが、後半になるにつれてナルトとの友情が芽生え、深い絆ができていきます。
まとめ
- 我愛羅が初期に無表情ばかりだったのは、身内に裏切られて人間不信だったから
- ナルトとはほぼ敵同士だったが、ナルトとの共通点を見つけ刺激を受けたため心を開くようになる
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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