2018年に話題となった映画である『カメラを止めるな』。
予想できない展開、そして大きく期待を裏切るストーリー構成に感動した人は多いはず。
そんな『カメラを止めるな』では面白い事に、無名キャストしか出演していないんですよね!
本記事ではなぜ有名役者を起用しなかったのかについて解説していきます。
映画:カメラを止めるな【概要】
『カメラを止めるな!』(カメラをとめるな!)は2017年製作、公開の日本映画。監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品。2017年11月に先行公開。その後、国内及び海外の映画賞を数々受賞し、2018年6月に日本国内で凱旋上映を行った。監督・上田慎一郎にとっては初の劇場長編作品。略称は「カメ止め」。
Wikipediaより引用
『カメラを止めるな』は低予算映画なのですが、興行収入は30億円を突破しているそうで、まだまだ伸びる見込みがあるそうですよ!
有名俳優がいない理由はなぜ?
『カメラを止めるな』において特に気になる部分といえば「無名俳優しかいない」という部分だと思います。
ではなぜ無名俳優・女優を起用しているのでしょうか?
こちら調べてみたところ以下の理由が見つかりました。
有名俳優を使うと視聴者に先読みされるから
という事でした。
具体的に説明すると、
『カメラを止めるな』という映画は「次の展開の予想ができないから面白い」というコンセプトで演出しています。
なのでやはりそこで有名人をキャストとして使うと主役・ヒロインがもうバレバレですよね。
「あーこの人が生き残るんだー」
という感じて悟られては、後半に怒涛の伏線回収の面白みが減ってしまいます。
有名人がキャストとして登場するとこのような余計な思い込みが発生してしまいます。
先入観があると「そういう事か!」という感動が薄れますからね。
キャストが無名の意味は?
キャストがなぜ無名俳優・女優を起用しているのか。
これは先ほど述べた理由も含まれているのですが、一番の理由としてはやはり低予算で映画制作ができるからでしょう。
日本の映画制作費の平均は約5000万円程度と言われています。
そして『カメラを止めるな』に関しては300万円で制作されたんです!
平均からかなり下回る数字です。
相当安いですよね・・・
しかも興行収入としては30億円を超えているという事実があるので、めちゃくちゃ得してますよね!笑
普通、有名な俳優を起用する際はそれなりのギャラが発生します。
もちろん有名俳優が出る事でその分視聴者からの期待もあって売れることは売れるのですが、必ずしも黒字になることは保証されません。
そう考えてみると『カメラを止めるな』はかなり凄いですよね。
また、無名キャストだからこそヒットしたのかもしれません。
「無名キャストなのに凄い映画だ・・・」とネットを通して話題になり、そこから「無名キャストでも輝ける映画なんだからきっと相当面白いのだろう」という期待値が高まる事で見たくなって視聴した人は多いと思います。
しかも「無名」って部分がもう斬新ですからねw
一部の著名人たちも評価をしていた事で一気にネットで広まったのでしょう。
時流に乗っかれたのもあると思います!
まとめ
カメラを止めるなのキャストが全員無名な理由についてまとめます!
- 有名人を使わない事でストーリーの先読みや余計な思考を防ぐため
- 映画制作費を安く抑えるため
最後まで読んでいただきありがとうございました!
>>カメラを止めるなの前半がつまらないし飽きる?女の叫び声がうるさいし耳障り?
>>カメラを止めるなは本当にワンカット?手ブレがひどいし気持ち悪い?