2019年1月6日から放送開始の日曜ドラマ『3年A組 今からみなさんは、人質です』は菅田将暉主演の学園ミステリーで、謎の多い衝撃展開が見どころです。
今回は『3年A組今からみなさんは、人質です』のあらすじや、『悪の教典』に似ている件について解説します。
『3年A組今からみなさんは、人質です』のストーリー、あらすじ
- 主演:菅田将暉
- ヒロイン:永野芽郁
概要
卒業10日前に生徒たちを監禁した教師の謎の行動を描く学園ミステリー。
菅田の民放ゴールデンプライム帯初主演作であり、かねてより教師役を演じたいと希望していた菅田にあてがきされている。
永野は朝ドラ『半分、青い』でヒロインを演じたあと初のテレビドラマ出演となり、菅田と永野の共演は2017年の映画『帝一の國』以来となる。
卒業までの10日間を、基本的に一日一話形式で描いて行く。
菅田将暉さんが教師役を演じたいと前々から希望をしていたそうですね。
第一話のストーリー、あらすじ
魁皇高校の卒業式まで、残り10日。あとは卒業を待つのみとなった生徒たち。
冬から春へ季節を変え始めたこの時、高校生活という一つの舞台は平穏に幕を閉じていく。
……はずだった。
3年A組の扉が開く。担任の美術教師:柊一颯(菅田将暉)は、教卓の前に立ち、いつもと変わらぬ表情で、29人の生徒に衝撃的な一言を言い放つ。
「今から皆さんには、人質になってもらいます」ポカンとする生徒たち。そしてそれはやがて嘲笑へと変わる。一部の人間が呆れて帰ろうとする。が、教室の扉には一颯によって特殊な鍵が取り付けられ、自由に開けられなくなっていた。そしてその時、廊下の外から突然爆発音が! 一颯が仕掛けた爆弾が爆発したのだ。衝撃の一同。この爆発によって3年A組は孤立し、完全に閉じ込められてしまう。一颯は「これから、俺の最後の授業を始める」と生徒たちに告げ、数ヵ月前に3年A組のある生徒が自殺したその理由を答えるようにと求める。その答えを夜8時までにみんなで導き出し、不正解の場合は誰か一人に死んでもらうと宣告する。そして彼は、クラスの代表として回答役に学級委員の茅野さくら(永野芽郁)を指名する…。
―――なぜ、一人の生徒は自ら命を失う事を選んだのか。なぜ、一人の教師は『人質事件』という方法をもって『最後の授業』を行うと決断したのか。生徒たちの想いは、そして抱えるその『秘密』とは。謎が連鎖し絡み合う、衝撃の学園ミステリー。
ここに開幕。
HPより引用
3年A組人質は悪の教典に内容が似てる?
ネットでは「3年A組人質」が「悪の教典」に似ていると声が上がっています。
3年A組、めっちゃ悪の教典じゃね?
見たい— 🍜🍜 (@7245_50) 2018年12月22日
3年A組今から人質ですってドラマ予告見る限り悪の教典と全く同じにしか見えんぞ。
— REO@コナン 都市ったー (@conan_amuro1013) 2018年12月20日
3年A組のやつあれに似てる気がした。
悪の教典— momoka (@ldh1768) 2018年12月20日
3年A組めっちゃ面白そうじゃん!
悪の教典みたい。サイコパス系— はる (@jwjt1021) 2018年12月13日
他にもたくさんのツイートがあったのでみんなそう思ってるみたいですね!
悪の教典とは?
悪の教典はSF小説家の貫志祐介によるサイコホラー小説です。
サイコ・キラーという裏の顔を持つ教師が引き起こす事件を描いた物語で、2012年に映画化として公開し、その当時はかなりの反響で話題作として取り上げられました。
3年A組人質は悪の教典のパクリなの?
パクリかどうかについては明らかな答えはありませんが、モデリングの一つとして使った可能性は大きいです。
その証拠として『悪の教典』の大まかなあらすじをお見せします。
- 悪の教典のあらすじ
蓮見は小さい頃からサイコパス感が強くとても暴力的でした。
生まれた時から自分以外のものはあまり関心がなく共感することもあまり無い性質があります。
サイコパス性を持ちながらも知性に長けており、ハーバード大学に留学したのちにそのままアメリカで働きはじめ・・・
アメリカではサイコキラーとして隠れながら凶行を重ねますが、会社の上司に不審に思われ追放され日本へ帰国し、そこで次の犯行ターゲットとして晨光学院高校を選びます。
その高校で蓮見は、「いつも笑顔で信頼できる理想の教師」を演じていた事で生徒たちから信頼されていました。
(もちろんサイコキラーという裏側の自分を隠していました。)
そして、学園祭を控えたとある夜に猟銃を片手に自分にとって都合の悪い生徒を抹消しようとし始めます。
結局『3年A組人質』は『悪の教典』をモデルにしてるのか考える
二つを見比べて見て、内容として共通するのは教師が生徒を恐怖に陥れるという部分でしょう。
まずこれは完全に一致しており、ストーリー構成も多少似ている部分があるので『悪の教典』を少なからず参考にしたと思います。
ちなみに僕は『三年A組』の予告編を見た瞬間に深作 欣二の『バトル・ロワイアル』が頭に思い浮かびました。
こんな感じで、人によって先に作られた似たような作品が既視感として現れるのもあるでしょう。
まあドラマや映画なんて、もう腐る程の作品があるので内容がかぶるなんて当たり前だと思います。
そしたらいっそ核の部分をモデルにして、そこからアレンジを加えればオリジナルストーリーになるんですよね。
この業界は「二番煎じ」という言葉が特に使われますが、小説、漫画、音楽、映画などのアーティストは何かしら核の部分をまず置いてから自分なりに変えていくのがノーマルでしょう。
「次々に革新的なアイデアを生み出すのは作品が出るたびに難しくなる」
これは当たり前の話ですね!
まとめ
- 3年A組と悪の教典は「教師が生徒を恐怖に陥れる」という部分が共通しているため似ている
- パクリかどうかと言われたら「核の部分を参考にしてアレンジを加えた事でオリジナルストーリーにした」という答えになると思う
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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