2019年1月11日に再放送される映画『耳をすませば』
「耳すま」の愛称として日本で長く愛されているジブリ映画であり、ほのぼの恋愛ストーリーでもあります。
本記事では雫の有名なセリフである「嫌なやつ!」というセリフの意味について解説します!
「耳をすませば」の紹介
『耳をすませば』は柊あおいの漫画作品で、読書が大好きな中学1年生の少女(月島雫)を主人公として中学生の甘酸っぱい恋愛を描いた物語です。当作品はジブリ映画としてのイメージが強いのですが原作は前述した通り柊さんの漫画となります。
また、映画版は原作とは大きく設定や展開が異なるのでどちらも楽しめます!
ジブリにしてはすごく現実的というか人間味のある内容となっているのでほっこりします。
主題歌はジョン・デンバーによる「カントリーロード」であり、当作品ではそれを日本語バージョンとしてイメージソングにしています!
やなやつ(嫌なやつ)は誰を意味してる?
耳すまで印象的なシーンの一つとして
雫が「やな奴やな奴〜」と連呼しながら帰宅するシーンがあります。
その「やな奴」とは一体誰を意味しているのかというと、
後に恋人となる天沢聖司の事です!
まあこれは普通に作品を見ていればわかる事なのですが、見逃したりした人もいると思うので「やな奴!」に至るまでの過程をご紹介します。
聖司「お前さ、コンクリートロードは、やめた方がいいと思うよ。」
(雫がカントリーロードをコンクリートロードと勘違いして歌詞を作って歌っていたから)
雫「読んだなーっ!」
〜その後、帰路にて〜
雫「やな奴、やな奴、やな奴! やな奴、やな奴、やな奴!」
雫「やな奴!」
雫「“コンクリートロードは、やめた方がいいぜ” なによ!」
お姉ちゃん「ただいま。ああ。」
雫「お姉ちゃん! 今日だったの。」
お姉ちゃん「あーっ、疲れた。」
まあこんな感じで帰宅するわけです!
いきなり話がぶっ飛んで申し訳ないのですが
このシーンって「中学生っぽくて微笑ましい」ですよねw
自分の勘違いを笑われて、その時は何も言い返せなかったから帰路で一人でブツブツと言う感じが可愛らしいです。笑
しかもこの時から天沢聖司は雫のことが気になっていたらしくて、そのツンツンした感じもなんか初々しいです。
まあこれに関しては天沢は「ストーカー」と言われたりもしているのですがw
>耳をすませばで天沢聖司はストーカーでサイコパス?イタリア留学の理由はバイオリン職人が目的?
まあこんな感じでとても微笑ましいワンシーンなんですよね!
聖司に馬鹿にされる理由はコンクリートロードの歌詞が面白いから?
先ほども説明しましたが、雫が小馬鹿にされたのは
「カントリーロード」を勘違いして「コンクリートロード」として歌っていたからです。
ですが、その歌詞というのもまた面白いので紹介します。
コンクリート・ロード
どこまでも つづいてる コンクリート・ロード
コンクリート・ロード
森を伐り 谷を埋め 川を殺し西東京(ウエストトーキョー) 多摩の丘(マウントタマ) 埋めつくす白い家
ふるさとは コンクリート・ロード西東京(ウエストトーキョー) 多摩の丘(マウントタマ) 埋めつくす白い家
ふるさとは コンクリート・ロードコンクリート・ロード
どこまでも つづいてる コンクリート・ロード
森を伐り、谷を埋め、川を殺しwwww
作詞センスが素晴らしいですねw見事に暴力的な歌詞です。
ユーモアに溢れてとても笑えるのですが、雫がこれを真面目に歌っていたんですよねwwww
だから聖司に笑われたのでしょう。
ジブリ作品って結構ほのぼのとした作品が多いですがその多くは「危機的な状況」も起こるわけなんですよね。
生死を分けるほどの局面に立たされるという感じです。
ですが耳すまに関してはそういうものがなく、淡々と物語が進んでいくのでハラハラせずに見れます。
また、耳すまはジブリ作品ではあるのですが、宮崎駿監督が作った作品ではないのでファンタジー要素がかなり少ないです。
子供向けでもありながら大人も楽しめる内容です。
まとめ
耳をすませばで「やな奴」は誰の事か、コンクリートロードが面白いと言われる理由をまとめます
- やな奴とは後に雫の恋人となる天沢聖司の事
- コンクリートロードの歌詞で面白いのは「森を伐り 谷を埋め 川を殺し」という暴力的な歌詞
最後まで読んでいただきありがとうございました!
>>耳をすませばの夕子がかわいいけど可哀想?セリフや杉村とのその後についても