2020年のクリスマスに再放送される映画『風の谷のナウシカ』。
数あるジブリ映画の中でも上位に入るほどの人気を持つ作品の一つです。
世界観が独特で、切なさや美しさ、時には残酷さを感じさせる飽きない映画構成としても有名ですね。
本記事でナウシカのセリフ「あの人が生きてるの」について解説します。
風の谷のナウシカとは?
「姫様、マスクをーーー!」あたりでツイート増えそう🙂
今年は映画も観られたし原作本も読めた。ちょっとしたマイブーム感ありましたな。#ナウシカ pic.twitter.com/wd1arTuDaE
— KENZ.K@北九州 (@KENZK_kitaQ) December 25, 2020
『風の谷のナウシカ』(かぜのたにのナウシカ)は、宮崎駿による日本の漫画作品。アニメーション監督・演出家でもある宮崎が、徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』誌上にて発表したSF・ファンタジー作品。戦争による科学文明の崩壊後、異形の生態系に覆われた週末世界を舞台に、人と自然の歩むべき道を求める少女ナウシカの姿を年代記の形で描く。1984年には宮崎自身の監督による劇場版アニメ『風の谷のナウシカ』が公開された。2019年には歌舞伎化予定
Wikipediaより引用
『風の谷のナウシカ』は言わずもがな、宮崎駿監督の作品であるジブリ映画の一つです。
実は1984年にジブリ作品で一番最初に放映された映画なんです!
まさに原点にして頂点と言える作品です。
ジブリ作品はどれも人気なので、ネットでのランキングを見たりすると『風の谷のナウシカ』はトップ3に入ったり入ってなかったりしてマチマチなのですが、一番古い映画としてジブリファンに長く愛され続けています。
ちなみに僕はもののけ姫が一番好きです。
ナウシカの「あの人が生きてるの」は誰を意味してる?
ナウシカのセリフで「あの人が生きてるの!」というシーンがあります。
早速ですが「あの人」は誰なのかを答えると
アスベルの事です。
ナウシカ、原作ではアスベルに失恋すると知ってアスベル見るたびに「アスベルお前…ナウシカを振るとかお前…」って気持ちになる😂#風の谷のナウシカ pic.twitter.com/89N7SyPHVQ
— イス (@ladyinthechair) December 25, 2020
アスベルは腐海で虫達を殺している最中で、ナウシカは離れた場所にいたので見えていません。
その時はまだナウシカはアスベルの名前を知らなかったので「あの人」と言っていました。
ではなぜアスベルと分かったのかを解説すると以下のようになります。
襲ってきたのがペジテのガンシップという台詞、そしてガンシップは領主の乗物なので、当然パイロットはナウシカが最後を看取ったペジテの姫ラステルの肉親の誰かだろうということはわかっていたと思われる。
このような理由でナウシカはアスベルだと悟りました。
このシーンにおいては少し難しい部分なので、子供には伝わりづらい表現なのかなと思います。
『風の谷のナウシカ』は少し大人向けと言うか、深みのある作品なのでそのような表現にしたのだと思います。
実際よくよく考えるとアスベル以外正解はありえないですが、あえて答えを出さずに「なるほどね」と気づきを与えるやり方なのかも知れませんね。
『風の谷のナウシカ』が
大衆受けしない理由も、
一部に熱狂的なファンがいるのも頷けますね!
アスベルの生存状況がなぜわかるの?理由は?
ナウシカのセリフを確認すると「あの人が生きてるの!」ですが、「アスベル」という認識ができた理由は前述した通りで納得がいくものでしたが、ただなぜ「生きてる」という事まで分かったのでしょうか?
これについては作者からは明確な理由は語られていません。
これも大人向けな感じがしますね。
こちらで濃厚な説を見つけたのでそれを紹介します。
濃厚な説
ナウシカは蟲たちと意思疎通が出来る能力を持っています。←(これは事実)
そういう事もあって
アスベルが腐海の上で戦闘を行い、しかも腐海をめちゃくちゃにしてしまったという事に対して、
王蟲が明確な怒りを表して攻撃の意思を持っているのがナウシカの潜在意識に伝わったのだと思われます。
なので「まだアスベルは生存している」と判断したのでしょう。
まとめ
ナウシカの「あの人が生きてるの」は誰なのかと、アスベルが生きていたのがなぜ分かったのかまとめます
- 「あの人」はアスベルの事で、その時はまだアスベルの名前を知らなかった
- アスベルが生存してる事が分かったのは、虫の声が聞けるナウシカが王蟲の怒りを感じとったから
最後まで読んでいただきありがとうございました!
>>ナウシカとアスベルが結婚しない理由はなぜ?ケチャの事を好きになるから?