タイタニックで船が沈むシーンのポーズの意味は?由来となったモデルがあるの?
レオナルド・ディカプリオ主演の映画『タイタニック』。
知らない人はほとんどいないくらい有名で長く愛されている感動的な作品です。
今回はタイタニックで一番有名な『船が沈没する時にジャックとローズがしたポーズ』の意味について解説していきます。
タイタニックとは
1912年に実際に起きたイギリス客船タイタニック号の沈没事故をもとに、貧しい青年と上流階級の娘の悲恋を描いている。
SFアクション映画で有名なキャメロン監督が、一転して挑んだラブロマンス大作である。
タイタニック号沈没の史実を再現し展開するストーリーであり、前半はラブストーリーとして進んでいき、後半ではパニック映画ほどの緊迫感のある状況に一転し、ラストは悲劇的な別れとなる恋人たちが描かれている。
全米で6億ドル、日本で興収記録262億円(配給収入160億円)、全世界で18億3500万ドルと、同監督の『アバター』に抜かれるまで映画史上最高の世界興行収入を記録し、ギネスブックに登録されていた。また、映画パンフレットも日本で153万部を売り上げた。
船が沈むシーンのポーズの意味は?
『タイタニック』は主人公ローズにおいて勝利の女神ニケなどの「飛翔する者」のイメージを重ね合わせ「自立する女性像」の象徴としてそれらを効果的に使用している部分があるんです!
由来となったモデル
そのポーズの由来となる『飛翔する者』がこちら
「飛翔する者」のイメージとしてギリシャ・ローマ神話の勝利の女神ニケの写真です。
ニケを思わせるポーズはタイタニックにおいて何度も使用され、おそらく監督がローズにおいて最も細かく再現していたイメージであると言えます。
劇中で使われたポーズのシーンを見てみましょう。
「空を飛んでるわ!」とローズが発します。
『飛翔する者』のイメージ通りのセリフですね。
タイタニックの一番の見どころである、舳先でローズが両手を広げ、後ろでジャックが支える。
「ローマ神話の勝利の女神ニケ」の彫刻に似せたポーズ。
二人の死を目前にしてこれを持ってくる展開がロマンチックですね。
ミッドタウン、ルーブル展と連動してサモトラケのニケ(複製)がいた。NIKEの名前の由来になった女神。映画『タイタニック』のあのポーズはこれの真似。 pic.twitter.com/VrdopEEOKJ
— 水谷美紀 (@mikijyo1101) 2015年5月6日
こいつが、ナイキの由来であり、タイタニックのあのポーズのモデルであることを、僕は知っている。 pic.twitter.com/gJmup45NCk
— みさわ大福(元歌ネタ芸人) (@MISAWADAIFUKU) 2014年10月20日
これ、NIKEの由来でもあるんですね!笑
個人的に思うのですが、
こういった歴史や神話的なものは何かと作品やブランドの象徴として使われますよね!
やはり深い意味づけをするのにも使えますし、何よりロマンがありますよねw
完全に話が脱線しましたが、タイタニックのポーズもそんな感じで象徴化されたものだと思います!
まとめ
タイタニックでジャックとローズが死に際に行ったポーズについてまとめます。
- ポーズの意味はローマ最後の勝利の女神ニケをモデルにした
- それは『飛翔する者』という意味があり、映画でも「空を飛んでるわ!」とローズが言っている
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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