ハリーポッターシリーズの最終章である『ハリーポッターと死の秘宝』。
物語の重要人物であるダンブルドア。
毒水のようなものを飲んでもがき苦しむ場面などがあったり、最終的には死んでしまいます。
本記事ではそのダンブルドアが毒水を飲んでいた理由と、死んだ理由について解説していきます。
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死の秘宝でダンブルドアが毒水を飲む?
『ハリーポッターと死の秘宝』の1シーンにダンブルドアがハリーと一緒に分霊箱を探しに行く際に、洞窟で水を飲んで苦しんでいました。
あれは一体何のために飲んだのでしょうか。
簡単に言うと、
分霊箱を手に入れるためです。
あれは毒薬みたいなもので、「分霊箱を獲ろうとする者」を弱体化させるものなんです。
ですが、あの水を全て飲み干す事ができると分霊箱を手に入れる事ができます。
あれを飲むと苦痛を味わい、幻覚を見るようになります。
ダンブルドアのような人でも、毒水を飲めば「死ぬ方がマシだ!俺を殺してくれ!」
と懇願してしまうくらいの苦痛を味わいます。
ダンブルドアはそんな状態になることがわかっていたので連れ添いのハリーに
「何があっても最後の一滴まで、これをわしに飲ませるのじゃ」
と念を押していました。
- 幻覚で苦痛を味わったその内容
ダンブルドアは家族を失っており、その事でずっと自分を責めていました。
ダンブルドア自身が妹アリアナが死んだ原因となっていたからです。毒薬を飲んだとき、彼は妹が死んだときの幻覚にうなされていました。
それは彼にとって死ぬよりもつらく、苦しいものだったのです。
死の秘宝でダンブルドアが死んだ原因や理由は何?
ここまでくると、「毒水が原因で死んだの?」となるかもしれませんが、違います。
ダンブルドアはスネイプに殺してもらった?
ダンブルドアは、スネイプに自らの命を絶命させるよう頼んだのです。
ダンブルドアは自分が死ぬこともすべて計画のひとつでした。
ヴォルデモートと違い、ダンブルドアにとって死は怖いものではありませんでした。
ダンブルドアは魔法にかかっていて、寿命はもともと尽きようとしていたのです。
ダンブルドアの杖は”勝者を真の持ち主と定める最強の杖”だったので、杖の持ち主をスネイプにするために、
そしてヴォルデモートの「ダンブルドアを殺せ」という命令を受けているドラコを救うために、
「ドラコを救う」とドラコの母と果たすべき約束を交わしたスネイプに実行するよう頼んだのです。
なので”自身が死ぬことによって他の者を救える道”を選んでいたのです。
まとめ
ダンブルドアが飲んでいた謎の水と、ダンブルドアが死んだ理由について解説していきました。
簡単にまとめると
- 分霊箱を手に入れるために毒水を飲んでいた
- あの毒水を飲むと幻聴、幻想に襲われ精神的な苦痛を味わう
- ダンブルドアの死因は毒水ではなく、自らの犠牲を払ってスネイプに殺してもらった
以上のようになります!
あのダンブルドアが死んでしまうのは本当に悲しいですが、死後もスネイプに対して「ハリーを守りきるように」と額縁から指令を出していました。
この記事が参考になれば嬉しいです!