ヴォルデモートが分霊箱を作るために殺した人は誰?ハリーを殺さなかった理由は?
ハリーポッターシリーズの最終章である『ハリーポッターと死の秘宝 Part2』。
そこで悪役のヴォルデモートが7つの分霊箱を作るために
「魂を引き裂く為に必要な殺人」
「分霊箱に捧げる為の生贄」
の両方を必要として殺人を行います。
その際に殺された7人は誰なのか、なぜハリーは殺されなかった事について解説していきます。
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ヴォルデモートとは?
主人公ハリーポッターの最大最強の敵であり、イギリス魔法界で広く恐れられる闇の魔法使いです。
また、「純血主義」の下、マグル出身者の排除をたくらんでいます。
かつて赤ん坊だったハリー・ポッターを殺害しようとしたが、母のリリー・ポッターの愛の魔法によって失敗。
そこで力を失います。
そのため、自身の復活を目論んで暗躍を始めます。
炎のゴブレットで復活してからは自分の強さを証明するために力を失った原因であるハリーを殺害すべく狙い続けています。
ヴォルデモートが分霊箱を作るために殺した人は誰?
まずなぜヴォルデモートが7人の殺害を行うかというと、
『7』とは一番魔力の強い数字と言われており、そこにこだわって7つの分霊箱を作ったようです。
ちなみに、分霊箱は本人を含めて7つなので分霊箱を作るためにヴォルデモートが実際に殺したのは6人です。
殺された6人は
- 嘆きのマートル
- トム・リドル・シニア
- 偶然選ばれたマグルの旅行者
- ヘプシバ・スミス
- アルバニアの農民
- バーサ・ジョーキンズ
となります。
ヴォルデモートがハリーを殺さなかった理由は?
ヴォルデモートは何度も分霊箱を作っていたため自身の魂が分断され不安定になっていました。
『ポッター家での対決』で消滅した時に不安定だった魂の欠片が運悪くハリーに引っかかり、ハリーは分霊箱の1つになっていまいました。
ヴォルデモートを倒すためには分霊箱の1つであるハリー自身が死ななければいけないと悟ったハリーは悩みます。
ですが最終的には自身の死を受け入れ、独りヴォルデモートの待つ禁じられた森に向かいます。
死の呪文を直に受けたハリーは倒れ這いずり、ヴォルデモートも共にその場で倒れます。
でもこの時は”ハリーは助かり、ハリーの中にあったヴォルデモートの魂だけ”が死にました。
その後、死の淵でダンブルドアと再会。
自分の意志でヴォルデモートとの決着をつけるために禁じられた森へ再び戻ります。
なので「殺さなかった」というより「殺せなかった」と認識した方がいいでしょう。
ハリーが死ななかった理由
1つはヴォルデモート自身が死の呪文を放ったこと。
『墓場での対決』でヴォルデモートは自身の復活のためにハリーの血を使っていたので、
体内の”リリーの保護呪文“が機能し、死の呪文が弱まったから。
もう1つは”ニワトコの杖”で呪文を放った事。
実はこの時ヴォルデモートが思い込んでいた事とは違い、ニワトコの杖の所有者はハリーだったのです。
所有者に忠誠なニワトコの杖が主人を殺す呪文に対して、快く従うはずがありません。
証拠としては、呪文を放った瞬間にヴォルデモートは反動で気絶してしまいます。
まとめ
ハリーポッターと死の秘宝Part2にて、ヴォルデモートが分霊箱を作るために殺した人と、ハリーが殺されなかった理由について解説していきました。
ヴォルデモートは目的のためなら手段を選ばず、無差別に悪行を重ねます。
最後にハリーはやられてしまうのかとハラハラしますが、主人に忠誠心のある杖はハリーへの攻撃を拒絶するシーンは胸が熱くなりますね。
この記事が参考になれば嬉しいです。