チアリーディングとチアダンスの違いは?競技の共通点は何?

日本ではチアリーディングとチアダンスの競技人口は多いですが、
まだまだスポーツとしてはマイナー枠にありますよね。
そのため「チア」というと世間からは
「野球やアメフトの応援でポンポンを振りダンスを踊って応援する人たち」
といったイメージを多く持たれています。
まず、その応援専門のチアというのは
「プロフェッショナルチアリーディング」というものに分類されます。
それに加え、
「競技チアリーディング」「競技チアダンス」
この2つが派生スポーツとして生まれました。
今回はその競技として派生した2種類(競技チアリーディング)(競技ダンス)の違いと共通点について深掘りしていきます。
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チアリーディングとチアダンスの違い
競技チアリーディングの特徴
- ライバルチームを応援する
- スタンツ(組体操の要素)
- 器械体操(タンブリング)
- ダンス・モーション・ジャンプを行う
- 競技フィールドが青いマットを使用(安全のため)
このように様々な採点基準があり、簡単にいうとアクロバティックな要素が多いです。
競技チアダンスの特徴
まず前提として競技チアダンスというのは「チアリーディングのダンス要素だけを独立させた競技」です。
それを踏まえた上で特徴を紹介します。
- ラインダンス(横に並んで肩を組んで脚を伸ばして上下に振る)を行う
- ピルエット(横にスピンする回転技)を行う
- ジュッテ(前後に脚を開いて跳ぶジャンプ技)を行う
- 競技フィールドがフロアとなっている
大きく出すとこのような感じです。
競技チアリーディングのようにスタンツを組んでピラミッドのような形になったり、派手な要素が演技に入ることはありません。
競技チアリーディングと競技チアダンスの共通点は?
紹介したそれぞれの動画を見ると、共通している部分が3つあります。
- トゥタッチジャンプ(左右に脚を広げてジャンプ)を行う
- 演技時間が「2分30秒」
- ポンポンを使用
チアダンスは、チアリーディングのダンス要素だけ取って独立している競技ですが、
さらに深く掘り下げてダンスを行う上で、細かな採点基準を設けているようです。
見た目の派手さはチアリーディングの方があると言って良いでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
簡単にまとめると、
競技チアリーディングは様々な要素が絡んで複雑な競技性がある(アクロバティックな印象が強い)
競技チアダンスはダンスのみに特化してそこから更に細かい採点基準がある
というところでしょうか。
そして、プロフェッショナルチアリーディングは応援専門としていますが、
今回紹介した競技チアリーディングと競技チアダンスも、同じ学校のクラブの応援に駆けつけて
パフォーマンスを見せたりすることも多いと聞きます。
なので、チアやってます。
と言うと必然的に、プロフェッショナルチアリーディングのイメージがわく方が多いのではないでしょうか?笑
なのでもっとチアと言うものがメジャーになって誰でも区別がつくように普及活動を頑張って行きましょうw
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