アクロバットを難易度順に技ご紹介!種類別一覧とやり方を解説!

『アクロバットって何?』
アクロバットを簡単に説明すると、
体操競技やアクションシーン等で使われるパフォーマンス要素のある動きをまとめた呼称です。
こちらのサイトでは主にパルクールに関しての情報を発信していますが、
パルクールの動きの一つである「宙返り」等の回転技は元々アクロバットから流れてきているものであり、延長形となるのでアクロバットについての解説もしています。
ここではアクロバットの難易度順で並べ、各技のやり方を深堀りした形で説明していきます。
Contents
アクロバット紹介動画
アクロバット技の難易度順(種類別一覧とやり方を紹介)
側転
側転は前を向いて立った状態から両手をついて、そのまま足を前後に開き、後ろを向いて片足ずつ着地します。
側転が綺麗に出来るようになるとパルクールの動きで繋げる時にダイナミックに見えるようになります。
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ロンダート
ロンダートはほぼ”側転”みたいなものなのですが、最後に足を揃えるという点がロンダートの特徴であり、側転と唯一違う点にもなります。
バク転やバク宙の勢いを増すための繋げ技役でもあります。
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跳ね起き
跳ね起きは仰向けに寝ている状態から足を振り上げて起き上がる技です。
とても安全な技で力もいらないので女性の方でも簡単に出来ます。
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転回(ハンドスプリング)
転回はバク転の逆方向で、前方へ回転するといった部分が特徴です。
転回は一般的にはハンドスプリングという言葉の認識で広まっていますが、体操用語では「前方転回」と呼ばれており、略して転回という名前になっています。
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マカコ
マカコは動作的にはバク転と似た部分があるのですが、唯一違うところは「片手を地面に着けて、それを軸に後方へ回る」という部分です。
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バク転
バク転は体操用語では後方転回と呼ばれ、その名の通り立った状態から後方へ倒れるようにジャンプして手を着いた後に着地をする技です。
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バク宙
バク宙は体操用語では後方宙返りと言って、その名の通り後方へ手を着かずに1回転する技です。
人間だけでなく猿や犬なども出来ます。笑
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バックドンキー
バックドンキーは前半はバク転の動作をして、手を着いたまま着地をせずにそのまま跳ね起きをする”巻き戻し”のような技です。
アクション映画なのでよく用いられる技ですが、恐怖心が少しでもあるとなかなか難しいです。
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フラッシュキック
フラッシュキックは普通のバク宙で空中で一度蹴りを入れるといった技です。
サッカーのオーバーヘッドは着地の際に背中から落ちるのに対し、フラッシュキックはそのまま一回転して足から着地するというようなイメージを持つとわかりやすいでしょう。
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側宙
側宙は「男側宙」「女側宙」と2種類あります。
共通する部分は「横向き」で回転していること。
男側宙は高さを出して抱え込み、女側宙は開脚して柔らかさを表現する技。
それぞれのやり方についての記事はこちら
前宙
前宙は正式名称だと「前方宙返り」といって、空中で前に身体を一回転させるという技です。
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ウェブスター
ウェブスターは前宙のように前方へ一回転するのですがやり方としては「片足だけで踏み切る」といった特徴があり、もう片方の足の遠心力を利用して回る動作をします。
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ゲイナー
ゲイナーはバク宙を片足で行う技です。
体操競技やパルクールの技ではなく、「トリッキング」という蹴り技の競技から生まれた技です。
ゲイナーにもいろいろ種類があって「走りながら」「軸をずらして斜めになる」といったやり方があります。
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コークスクリュー
コークスクリューは↑のゲイナーの形から捻る技です。
もちろん前提としてゲイナーの習得は必須ですが、捻る動作も結構難しいので腰を据えて練習する必要があります。
また、シルエットの形がかっこいいのでメディアで紹介される時によく使われます。
いろんなシーンで使える凡用性の高い技なので人気です。
バタフライツイスト
バタフライツイストは、片足で踏み切りを行い地面と平行になるように身体を倒して「扇風機」のような回転を足で表現する技です。
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フリスビー(エセ側宙)
片足で踏み切って地面と水平状態のまま回る「おもちゃのフリスビー」を意識した技で、縦に回る側宙と違って、ずっと地面を見続ける事が出来るのでとっても安全です。
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その場バク宙(スタン宙)捻り
これは名前の通り普通のバク宙に1回ひねりを加えた技になります。
体操選手でもなかなか難しい技です。パルクールでは段差を利用してよくやる技ですね。
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テラダグラブ
テラダグラブは先ずロンダートをして、次に空中で男側宙の姿勢を作り、更に片足を伸ばしながら膝を両手で掴んで着地するという技です。
テラダグラブの由来は、スティーヴ寺田という日系アメリカ人が発案したアクロバット(トリッキング)の技です。
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ジーザスフリップ
ジーザスフリップはバク宙をする際に抱え込みをすぐにやらずに、一度体を延ばして一瞬時を止めるくらいその姿勢を維持させ、ギリギリまで待ったら抱え込んで着地をしにいく技です。
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まとめ
冒頭にも記しましたが、アクロバットはパルクールで動きのボキャブラリーを増やしていく為には必須のスキルです。
段差や壁などの様々な地形を利用して回転技をしたりするので、出来るに越した事はありません。
もちろん、パルクールのスタイルによってはアクロバットを覚える必要はありませんが、
現在のパルクールシーンは回転技を使ったスタイルが主流になっているので自然と学ぶことになるかも知れません。
そんな時に基礎的な動きを確認する場としてこのサイトを見てください^^