転回(ハンドスプリング)のコツとやり方とは?練習方法を紹介!【体操選手の動画解説あり】

転回を覚えよう!
小学、中学生の男子がよくやるアクロバット技である転回は、とても安全な技でありながら見た目がかっこいいですよね。
ですが体操選手が転回をやるとまた格別。
今回は体操選手が教える転回の練習方法をご紹介していきたいと思います。
Contents
転回(ハンドスプリング)の解説動画
転回(ハンドスプリング)の特徴
転回はバク転の逆方向で、前方へ回転するといった部分が特徴です。
転回は一般的にはハンドスプリングという言葉の認識で広まっていますが、体操用語では「前方転回」と呼ばれており、略して転回という名前になっています。
転回(ハンドスプリング)のコツとやり方(練習方法)
今回は踏切り足を右足として説明していきます。
1・ホップをする
→ホップは勢いをつける為に一度跳ねる事を意味します。
【両腕を上にあげて、同時に先に右足を浮かして左足で地面を蹴って一度身体を浮かせます。その後に左足から着地してその後に右足を少し前の位置にくるように着きます】
2・手を着く
【上半身を折り曲げて、上げた両腕を下ろし思い切り地面へ着きに行きます】
※手を着く位置は自分の身体から「遠すぎず、近すぎず」を意識して自分の目線より少し前程度の位置にすると良いでしょう。
3・踏み切る
【手を下ろし地面に着けた後は、後ろ側にある左足を思い切り上へ振り上げます。その後に右足で踏み切ります】
4・足を揃える(倒立姿勢)
【先に振り上げた左足は上にあるので、右足で踏み切った後に左足へ揃えにいきます】
※この動作は難しいので動画でわかりやすく解説しています。
5・着地
【転回は前方系の技なので着地は見えません。なのでしっかりと着地が出来るようにつま先から地面に着けて両手を前に出してバランスを取ってください】
転回(ハンドスプリング)で気を付けるべきポイント
- 常に手を見続ける
【理由】
常に手を見続ける事によって、踏切りの際に姿勢が崩れることなく真っすぐに保てるため
転回(ハンドスプリング)を助走無しでその場でやる方法
まとめ
転回のやり方を簡単にまとめると
- ホップをして両手を上にあげる
- 踏切りと同時に両手を地面に着く
- 踏切り足を勢いよく、先に振り上げた足に揃えに行く
- 着地
といった流れになります^^
ここまで転回のやり方をご紹介しましたが、転回は簡単なのですが最初は着地でしゃがんでしまう事が多いと思います。
転回の目指すべきレベルは、「直立姿勢で着地」です。
ほとんどの人の転回は着地時にしゃがんでしまっている「エセ転回」になっています。
完璧な着地をするために一番力を入れてほしい部分は、3番の説明である足を揃える動作をどれだけ速く出来るかにかかっています。
エセ転回が出来る方は、踏切り足である左足をいかに速く右足に揃えるかを課題にして追及してみてはいかがでしょうか。
また、エセ転回も出来ない初心者の方も同様で、足の動きが鈍い事が原因で出来ない事が多いので意識してみてください。
そして、転回が出来たら
↓みたいな感じで派生技(オリジナル)としていろんな動きが出来ちゃいます!
※くだらないので観覧注意です。
また、転回がどうしても出来ないという方はお問い合わせフォームよりご連絡ください!
以上、転回講座でした!
Comment
今体育の時間でハンドスプリングを練習している高1男子です
自分では回ろうとしているのですがどうしても体が流れて横に着地してしまいます。
何かアドバイスお願いします
倒立はできますか? ハンドスプリングは倒立に一瞬なって地面を手で押す感覚です!
なので壁倒立から始めてみてはいかがでしょうか。