パルクールの着地!ランディングのやり方とコツを解説【動画講座あり】

パルクールをやるならまずは着地を覚えよう!
パルクールにおいて着地というのは基礎中の基礎。
今回はその着地方法の一つであるランディングというのをご紹介します。
ランディングとは、パルクールにおける着地動作の事です。
着地動作は他にもPKロール(高所から前方へ落ちる時の受け身)というものがありますが、ランディングは真下へ落ちる際に使われる4点着地方法です。
今回はそのランディングのやり方について説明していきます。
ランディングの動画講座
ランディング(パルクール)の特徴
冒頭にも書いていますが、ランディングとは4点着地という意味で、段差から着地をする際に両手両足を使って衝撃を4点に分散させる方法です。
パルクールの着地のコツ-ランディングのやり方-
では早速ランディングのやり方を説明していきます。
1.落ちている時(空中)はしっかりと着地点を見る
(着地点を見ていれば距離感がしっかりと掴めるうえ、何か物があった時に踏まないように判断が出来る)
2.つま先から着地
(かかとから着地してしまうと膝や腰、背骨にまでもダメージを受けて深刻な怪我に繋がるため)
3.両手の平を地面に着けて肘を45~90°に曲げる、同時に膝を45度に曲げる
(肘や膝を曲げすぎると体の中心部(腰や背骨)に負担がかかるので軽く45~90°程度にする)
4.まげた両手で地面を軽く押す=反動で衝撃を逃がす
(軽く押すという動作で反動を使う事で衝撃を一瞬で逃がす事が出来る。また、いつまでも腕や膝を曲げたままにいると更に深く曲がってしまい衝撃を逃がすことが出来ない)
ランディングのコツ・押さえるべきポイント
着地の際の体重のかけ方を(腕7:脚3)にする。
【理由】
先に脚から着地しているためそのまま脚に体重をかけてしまうと膝や腰に強い負担がかかってしまう。
よって腕側に体重を乗せるとバランスよく衝撃分散が出来る。
まとめ
ランディングはパルクールの基礎として最初に覚えておかないといけません。
なぜなら、パルクールという競技はかならず「着地」で終える動作をするからです。
その着地が出来ていないと練習を重ねる度にダメージが蓄積され疲労骨折や突発的な痛みに襲われる可能性が出てきます。
逆に、着地を前段階でしっかりと覚えていればいくら練習してもダメージを最小限に抑える事が出来るので怪我や負傷を防ぐ事が出来ます。
パルクールは新しい技を覚える際にたくさん失敗を繰り返します。
失敗が前提となるので、何度も言いますが着地のスキルは必須になります。
そしてランディングはPKロールと同じく、着地がしっかりと取れていれば次の動きに繋げやすいのでスムーズな動きが出来るようになります。
着地を極めれば極めるほど高所での飛び降りに身体がついていくようになります。
着地の衝撃を和らげる。
これがパルクールにおいて大切な部分です。