サスケ常連の佐藤惇とは何者?パルクールは有利なの?

TBSの人気番組といえばSASUKE(サスケ)ですよね。
アスリートから芸能人まで様々な出場者が集い、毎回盛り上がりを見せています。
その中でサスケ常連出場者でありパルクールの顔として知られる佐藤惇さんが有名ですよね。
その理由は「パルクールの代表選手」であり、「日本人最速の記録」を持つほどの実力者だからです。
今回はそんな佐藤さんの人物像と、彼がやっているパルクールはサスケに有利な要素があるのかついて言及していきます。
※パルクールが何なのかわからない方はこちらをチェックしてください。
Contents
佐藤惇さんの人物像
佐藤惇さんのプロフィール
以下、Wikipediaより引用
名前 :佐藤惇(さとうじゅん)
生年月日:1991年9月26日
出身地 :東京都
身長 :172㎝
体重 :64㎏
職業 :パルクール指導者
佐藤さんのサスケでの戦歴
第21回 当時は高校2年生で予選会5位を突破し初出場を決め、本戦では1stロッググリップ2段目で落下して、リタイア。
第22回 欠場。
第23回 予選会を1位で突破し、本戦の1stステージクリアに成功。2ndではサーモンラダー1段目でバーが外れてリタイア。
第24回 2ndサーモンラダーでリタイア。
第25回 サーモンラダーがダブルサーモンラダーへとアップグレードするも、徹底したサーモンラダー対策をしてきた事により見事突破。しかし続くアンステーブルブリッジでリタイア。
第26回~第31回 出場していない。
第29回 予選会に参加するも、予選落ちしたため出場できなかった。
第32回 初めて2ndステージをクリアする。本戦では日本人選手最優秀成績となる3rdステージのウルトラクレイジークリフハンガーでリタイア。
第33回 1stステージを32.06秒で最速タイムで通過。続く2ndステージも余裕で突破するも、前回クリアした3rdフライングバーでリタイア
第34回 1stステージは危ない部分もあったが無事通過。2ndステージではどの種目も余裕で通過。3rdではウルトラクレイジークリフハンガーまで行くも、2本目で落下してしまいリアイア
このようにサスケ常連出場者であり、かなりの実力者だということがお分かりいただけたかと思います。
佐藤さんの本職は?
佐藤さんの本職はサスケではなく、パルクール実践者(トレイサー)です。
元々パルクールをやっていて、サスケに初出場をした当時は16歳で、番組内では「パルクール高校生」という名前を付けられていました。
初参戦の結果は1stステージをクリア出来ずに終わりましたが、彗星のごとく姿を現した佐藤さんは、サスケファンに大きな衝撃を与えると共にパルクールの認知度を大きく広げました。
また、パルクールは海外ではメジャーなスポーツとして認知され施設も充実しているという事もあり、かなりレベルが高いです。←人種的な差という部分も否めないですが。
佐藤さんは基礎を徹底的に鍛えており、日本人には出来ない動きをするため、海外からの評価は非常に高いです。
佐藤さんの現在の活動
現在は仙台X-TRAINというチームに所属しており、パルクール指導者として教室や練習会等を開いており、次世代のパルクール実践者を育てています。
佐藤さんがパルクールしている映像
サスケでパルクールは有利なのか?
佐藤さん映像を見て伝わった部分もあるかと思いますが、パルクールは目の前の障害物に対してどう効率良く超えるか、移動していくかを目的としたスポーツであり、トレーニングです。
そういった部分ではサスケのステージ構成はパルクールの目的に通ずる部分があり、パルクール実践者にとっては絶好の障害物(好物)とみなされるでしょう。
逆に、「サスケに出るためのトレーニング」はパルクールの本質とほぼ一致しています。
よってパルクール実践者はサスケに出るための基礎体力はある程度ついており、その気になって本気でトレーニングすればすぐに出場ができるのではないかと考えています。(あくまで個人的な意見です)
まとめ
このように、パルクールはサスケに参戦する事への障壁(ハードル)は一般の方に比べると低いです。
そして佐藤さんは、今もなおサスケでパルクール代表として挑戦を続けています。
ですが2015年あたりからサスケの放送では、佐藤さんのシーンが不自然にカットされているといった部分が視聴者から指摘されているようです。
理由は様々な説があり、「レベルが高すぎてサスケの顔である○○選手が霞んでしまう」「パルクールは反社会的なスポーツ」といった声があるようです。
個人的には、「せっかく結果を出した選手を番組の都合で潰してしまうのはどうなのかな。」と思います。
また、「パルクールは反社会的」といった部分ですが、日本でのパルクールのイメージはまだまだ「迷惑行為」「不法侵入」「器物破損」とマイナスな面ばかりです。
そして、「子どもが真似をしたら危ない」といった親御さんの意見もあり、社会的な偏見が抜けきれずにいます。
そういった部分も佐藤さんは敏感に感知しており、現在は日本のパルクールシーンを正しい形で普及させて行くために活動しているそうです。